私たちの建て方-工法-
筑北木材建設では、創業以来、木造軸組工法という手法で家を建ててきました。
木造軸組工法とは、柱、梁、桁、筋交いなど、木製の軸組で家の骨組みをつくる昔ながらの工法です。
完全自由設計であるため、狭小敷地又は、変形敷地といった、規格型住宅では対応が難しい敷地へも柔軟に対応でき、大空間や広い開口部など様々な条件に幅広く対応することができます。
構造体に関しては、最近プレカットが主流になっています。プレカットはコンピュータ制御で木材を加工するもので、高品質・高精度のものを短時間で作る事ができます。しかし、実際の設計によってはプレカットでは対応できない部分も出てきます。そうした部分は、長年の経験と卓越した技術を持つ職人が加工しています。こうして、私たちはそれぞれの良いところを引き出しあいながら様々な空間を作り上げています。
なぜ、私たちが木造軸組工法にこだわるか。それは、他の工法に比べると圧倒的に自由度が高く、お客様の
ニーズに柔軟に対応できるからです。
20年、30年と住み続ける皆さんのお家。
どうして、妥協をしなければならないのでしょうか?
木造軸組工法は、気密性が悪い、寒さ・暑さに弱いと言われたこともありました。
しかし、最近では、スーパーウォール工法やパッシブソーラーシステムといった技術が開発され、木造軸組工法で建てられた家の基本性能を引き上げる事が可能です。
スーパーウォール工法・パッシブソーラーシステムどちらの工法もアプローチに違いはあれど、その一番の目的は、寒さが厳しい長野県の冬を快適に過ごす事にあります。
これらの工法は、私たちが自信をもっておすすめできる工法です。
構造体に関しては、最近プレカットが主流になっています。プレカットはコンピュータ制御で木材を加工するもので、高品質で高精度のものを短時間で作る事ができます。しかし、実際の設計によってはプレカットでは対応できない部分も出てきます。私たちは、プレカットの高品質のメリットを活かしつつ、プレカットで対応できない部分に関しては、卓越した技術を持つ大工に
よって加工しています。
スーパーウォール工法
このような方におすすめです
- 今のお住まいに寒さを感じている方
- 廊下やトイレなど、部屋ごとの温度差が嫌な方
- 道路沿いなどで、周辺の騒音に悩んでいる方
- 耐震について不安を感じている方
スーパーウォール工法は、トステム株式会社が独自に開発した高性能SWパネルによる高気密・高断熱・高耐震構造です。 冷暖房や計画換気システムを組込んで、部屋ごとの不快な温度差や空気のよどみなどを解消し、住まいの基本性能を大きく向上します。
- 木造軸組の設計の自由度を活かしながら
パネルによる高気密・高断熱化ができる。 - 高気密・高断熱化にすることで、家中の温度差が少なくなる。
- パネル工法なので、面で家を支えるため、地震に強い。
- 音が静か。
- 自由設計ではあるが、高断熱化のために開口部に多少制限がある。
- 音が内部にこもる。
パッシブソーラーシステム
このような方におすすめです
- 四季を感じながらも、冬は暖かく暮らしたい方
- 人にも地球にも優しい生活スタイルを望んでいる方
- 冬の暖房費(灯油代など)がかかりすぎると思っている方
- 冬が寒く、日照率が高い松本平にお住まいの方
パッシブソーラーシステムとはソーラーシステムのひとつで、人工的な装置を使用せず、太陽熱を利用して家内を暖める方法。
屋根に取り付けた集熱パネルから太陽熱を集め、ダクトを通して熱を家の下に設置した蓄熱盤に送り、床から家を暖めます。
家自体は機密性は高くありませんが、家全体が自然な暖かさになります。
また、太陽熱は、お湯を温めることにも利用できます。
自然を利用したシステムなので地域特性に左右されますが、日照率が高い松本平では有効なシステムです。
- 太陽熱を利用した心地よい自然な暖かさ
- 太陽熱を利用したお湯採りへの利用
- 自システムの能力を最大限に上げるためには
オーナー様のシステムに対する理解が必要 - 内部は風が通りやすいつくりなので、部屋間の音が伝わりやすい