家づくりは素材選びから
家はたくさんの素材から出来ています。その素材にもまた多くの種類があります。
どのような素材を使う事がベストなのかは建物一つ一つ異なります。それは住む人のライフスタイルや好み・考え方が違うから。
長い時間をかける打合せの中でそれぞれの素材のメリット・デメリットのバランスをとりながら一緒に素材を選んでいきましょう。
自然素材も、いたずらに全て使えばそれで良い家とは思いません。
良い家の最大の条件は気持ちよく暮らせるかということです。その様な視点から人と・環境と・生活に優しい優れた素材を私たちはおすすめしています。
自然塗料 オスモカラー
住宅の内外装のいたるところには美観や保護のために塗料が使用されています。
しかし、その塗料には化学物質が多く含まれているものもあり、シックハウス症候群やアレルギーなどの要因の一つとなっています。そこで、私たちは、オスモカラーを始めとする自然塗料を使用しています。これらの塗料は自然の植物油や植物ワックス等からできており、人にとっても環境にとっても優しい塗料です。また、色の鮮やかさや耐久性も優れており、保護や着色など、それぞれの場所に適した塗料を使用しています。
コルクタイル
コルクタイルは樫の表面を利用して作られます。
木の幹そのものを伐採するのではないので、採取した場所も9~10年で再生します。
また、床にコルクを使用することで、柔らかな質感を得られると共に転倒などの事故の際も衝撃をやわらげてくれます。地球と人、両方に優しい素材の一つです。調湿効果・吸音効果もあるので天井面に使用することもできます。
薩摩中霧島壁
薩摩中霧島壁は火山灰であるシラスから作られる左官壁用素材です。
素材が火山灰なので化学物質なども一切排出されません。調湿・消臭・耐火・吸音・抗菌など多くの優れた点があります。さらに左官壁ならではの風合いのある壁に仕上ることができます。
詳しくは、メーカーのページをご覧下さい。
株式会社 高千穂
スーパーそとん壁
薩摩中霧島壁同様シラスを原料とする外壁用左官材です。
無機質から構成されているので、耐久性が高く腐ったりカビが繁殖したりしません。多孔質の特徴である通気性を持ちながら、防水性もあり、耐久性もとても高いので建物にも優しい外壁用素材です。
詳しくは、メーカーのページをご覧下さい。
株式会社 高千穂
高断熱複合サッシ+Low-eガラス
窓は光や風の通り道であると同時に熱の通り道でもあります。ガラスは他の場所に比べて熱の伝導率が高く、暑さや寒さなどが伝わりやすいからです。広い開口部と、断熱性を両立させるためには高断熱複合サッシとLow-eガラスの併用が有効です。樹脂と金属の複合素材で構成されていて、断熱性を高めたLow-eガラスと共に室内の温度を保ちます。またカビやダニの原因となったり、木材を腐らせる原因にもなる結露を極限まで防ぐことができます。新築はもちろん、リフォームにも効果の高い素材のひとつです。